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しっぽの会訪問

2011.10.04 20:49|犬とドライブ(旅行日記)
 先日書いた、9月末からの休みに西へ行った折の施設見学のことを。


 北海道にも幾つか遺棄動物の保護に携わっている団体がある。
いつかもここに書いたけど、今のところは『この生活スタイルで犬猫は飼わない。ミカを最後の犬にしよう』と決めている。
でも、もううちに来れなければ野垂れ死ぬしかないという犬が私の目の前にいたら。
または、もう二度と・・なんて言っていても、どうしてもどうしても私に犬が必要になったら。
 そのときは保護施設で暮らす犬を引き取らせてもらおう・・と思っていた。

 それに、ささやかながら支援させていただくのは、メインで「子供」と「動物」と決めているのだけれど、支援するときはやっぱり相手の顔が見える団体がいい。そう思っていた。


 そんな事を思っていたら、先だって江別市で開かれた「動物愛護フェスティバル」にも参加されていた「HOKKAIDOしっぽの会」さんが旅の通過地点長沼町にあると知り、見学させていただくことにした。

 PICT6836.jpg
 「HOKKAIDOしっぽの会」の保護施設は、偶然、6月に長沼へ旅行したときに通った道の近くにあった。
周囲は田畑で、たぶん事務所、敷地も元は離農した農家のお宅だったのだろうと思う。
写真は禁止となっていたので、「しっぽの会」の写真はこれのみ。


 敷地内に犬舎が三棟(うち一棟は小型犬用でケージやサークルは室内設置されている)、猫舎が一棟。
犬舎の横にはドッグランも併設されている。

見学はどの場所も自由。
しっぽの会は現在NPO法人となっていて、スタッフとボランティア数名でまかなっているとのこと。
事前に連絡を入れて見学させていただいたけど、HPにも見学に関するあれこれの説明が載っている。
スタッフの人は注意書きの書かれた簡単な見取り図を渡してくれる。
対象は迷い犬保護、遺棄された犬が殆ど(いずれも保健所からの保護含む)。



PICT6831.jpg
 【夕張道の駅で。旅行者の連れのコッカースパニエル、ソラちゃん】


 猫アレルギーがあるので猫舎は見学できなかったけど、どの棟も出来る限り清潔で、精一杯の対応してる事が見て取れる。
入り口のホワイトボードは、スタッフへのカーデックスのようなもので、室内見取り図と、部屋にいる犬の名前、注意書き、体調、散歩や掃除のチェック表などが記入されていた。
保護している犬の性格や癖がきちんと書き込まれていて、関わる人たちが犬達を注意深く観察していることや彼らへの愛情を感じるメモ書きの数々だった。

 大型、中型(柴犬サイズ~)の犬達の住居は、飼育檻というのかな、セメント床に前面が鉄格子。
一番古いと思われる犬舎は、独特の犬の匂いが漂っていたけど、新しい方の犬舎は、排水等で改善されていたみたいで、匂いも殆ど気にならず明るかった。



PICT6833.jpg
 【彼女が熱心に見つめているのは、飼い主さんの一人(ご夫婦連れだった)奥さんがトイレへ行った方向】


 なにより印象的だったのは、檻の中から私を見つけた犬達の反応だった。
ゲートを開けて中に入ると、気配に気付いた手前の犬がまず吠え、それを合図に一斉に10頭近くの犬が吠え出した。威嚇吠えではなかった。はじめはスタッフだと思ったんだろうか。
そのうち波紋が消えるように、興奮は収まったけど、入り口前に立つと、中に居る犬はまたそれぞれが吠えた。
そして私が前を離れるとすぐに奥に引っ込んで吠えなくなる。その繰り返し。


 私が知っている犬達は基本的に家族がいて、属している世界がある。
 でもこの子達は仲間に帰属している感じがぜんぜんしない。
「見て見て。私を見て」「何かしてくれるの?」「ここから出して遊んで!」
吠え声はそんな要求の数々のようにも思えたけど、通り過ぎたらすぐにその要求は消えてしまう。
望みが叶わないことを知ってるからだと思う。
 なんだろう、目に自信の様なものが感じられない。なんていくのか・・・すごく空虚な感じがする。


 犬・・・というか飼育されている動物という感じがした。
犬は、群れを作って野良でいるんじゃなければ、絶対に家族が必要だ。
本来ならばこんな風に飼育される生き物じゃない。

犬を家族にと迎え入れたときから結ばれる信頼関係を知っている者にとっては、この光景はとても無残なものに感じる。
 (そして改めて、犬以外の動物にしても、このように飼育されてる環境はやはり無残なものだとつくづくと感じた)

 そしてなにより哀れなのが、この子達にはかつて「家族」と呼べるものがあったことだ。
一歳未満で保健所送りの幼犬もいた。マズルを長期間縛られていた痕があるミニピンの雑種は10歳だった。
このように高齢で飼い主に遺棄された犬も少なからずいた。
  皆、飼い主の身勝手で家族の糸を切られてモノのように捨てられた犬達、猫達だった。

PICT7410.jpg
 【由仁町のりんご農園で飼われていた犬。眼差しが誇り高い】


 「しっぽの会」のように動物の保護施設を立ち上げた方達は、それを見過ごせない人達だったのだと思う。
なんとか救いたいと思って保護施設を立ち上げ、現在の形にするまでにどれほどのご苦労があったのかと思うと本当に頭の下がる思いで一杯だ。
 この仕事には終わりがない。休日もない。
遺棄された犬を助けました。ああ、良かった!いい事をした!と自己満足で終われる場所ではない。
綺麗ごとだけじゃすまない場面にも対面しなければならないだろう。

 救い上げても次々に似たような状況の犬猫が運び込まれる現状に、消せない怒りもあることと思う。
保護した犬猫達の世話をしながら、さまざまなジレンマに苦しまれたりすることも。
 

 それでも、「飢えず」「痛めつけられず」「世話をする手があり」「新しい家族を得られる希望がある」だけ、この施設にこられた動物達はラッキーだった。チャンスを与えられたのだから。


 高齢で、病気持ち。引き取られるにはハードルの高い子達には、「あしなが基金」という制度も設けられている。月額3000円のあしなが基金でこの子達はこの場所で一生を終える。
事務所には骨壷が置いてあった。


 初めて動物を飼うという人達は、こういう施設にいってみたらいい。

本当に最後まで一緒に暮らす覚悟はあるのか。いろんな条件を視野に入れて考えてみたらいい。
動物を飼うっていうこと自体綺麗ごとじゃない。命と命の付き合いなんだからそりゃいろいろあるよ。

 私にしてもね。
もしも保護施設から犬を引き取ったら、それでハッピーエンドなんて自己満足や、いい事をした的な自己陶酔からは程遠いリアルな現実。
一度捨てられた犬が再び、いや三度新しい環境に入るということの難しさと、感情も心もある彼らがその間に受けただろう傷と私自身も向き合う覚悟が必要なんだから。



HOKKAIDOしっぽの会
 【 連絡先 】
 電話番号 0123-89-2310  FAX 0123-89-2311
 留守番電話になっている時は、メッセージをお入れください。
 お急ぎでない場合は、メールでのご連絡をお願いいたします。
 Email   info@shippo.or.jp
 住所:北海道夕張郡長沼町西1北15


今日の写真>>Optio H90(Pentax)
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ジャンル:地域情報

タグ:しっぽの会 長沼町

コメント

no subject

ほんまに頭が下がるよね。
で、見学に行けるふかさんも尊敬。
私はペットショップでもあんまり行きたくないんよね~(^^;;

no subject

うん。ホントに尊敬する。
この会を運営している人達も、
見学に足を運ぶふかさんも。
読んでるだけで、喉の奥が熱くなってくる。
なんとも言えない感情が苦しい。
捨てた人間への怒りと放棄された子の気持ちと・・・。
心痛めてるだけじゃ、何の支援にもならないのだけど。
現実には、お金が必要で援助の手が必要で・・・。
ホントに。。。キレイゴトじゃ何も変わらないんだよね・・・。

>Cooさん

>私はペットショップでもあんまり行きたくないんよね~
私もだよ~
ペットショップのあのスタイル、
将来的に変わればいいのにな。
どこであんなことになっちゃったんだろう。

>じんべさん

うん・・・。
そんな大層なことじゃないけど、
HPからだけだと分からないこともあるから。

保護施設の犬達って、世話をしている人たちって、
この目で見て知ることも大切かなあと思って。

ボランティアの方とも色々お話できてよかったよ。
もともと付いていた名前で呼べないのが
かわいそうだっていってた。

no subject

ふかさん、見学に行ってこられたんですね。
本当なら、このような保護施設がなくなる事が
理想なんでしょうけど、次々と切れまなく、
保健所には、犬猫が収容されてしまう現実・・・。
どうしたらいいのかなって思いながら、
なにも出来ない私なのです・・・。

>かなえさん

かなえさんはパインちゃんを引き取って
大切に育ててるじゃないですか。

 保護する人、受け皿になってくれる人がいることも
もちろん大事だけど、本当は今の愛玩動物の販売方法を
全部見直して、安易に売る事をやめればいいんですよね。元を断たないと消えないもの。
売る方にも買う方にも厳しい規定を定めて。

 でも動物の命なんて、自分の金儲けの為に幾ら潰しても構わない人たちが大勢ペット産業を担ってる。
切ない話です。
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